2009年 09月 16日
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【いらないことまで】W黒猫のリリレリ質問コーナー!【答えます】
晶:舞台の上での黒猫と!
陰:本物の黒猫の! 二人:質問に答えちゃうわよコーナー! その3! 晶:だにゃー! 陰:というわけで、何だか連載になりつつあるこのコーナー! 最初にすべきは…… 晶:すべきは……? 陰:お詫び! 晶:ちょっ! そんなこと、管理人にやらせればいいじゃない! 陰:もちろん呼んであるわよ! 新井:………………。 陰:というわけで、お詫び! 新井:はい。前回二人に説明してもらった『天候竜の黒化現象』ですが、当然ながらメガ・ラニカでも起こります。 晶:前回は華が丘特有の現象って説明したわよね。 陰:まあ、当たり前よね。そのおかげで劇の中じゃアヴァロンは崩壊したんだし。 晶:……劇の中だけじゃないんだけどね。 新井:そういうわけで、天候竜の黒化については『他の地域でも起こりうる。ただし蚩尤の悪い意思の貯まっていく速度は、マナ密度の高い華が丘に比べて非常に遅いため、他の魔法都市では実質起こらないに等しい』とお考えくださいませ。 晶:その時間の掛かる作業が達成されたのが、アヴァロン近辺だったってわけね。 新井:です。 陰:それじゃ、もう用ないから帰って良いわよ。 新井:えー。 晶:新井! こうたいだ、もどれ! 新井:ちょっ! ポケモンちが……っ! 陰:じゃ、質問言ってみるにゃー! 晶:にゃー! Q1. 第6回あとがきで、『魂を同じくした者がメガ・ラニカと華が丘の双方で生まれるということ』とありますが、八朔君と真紀乃嬢は華が丘出身じゃないですよね? 陰:これは、広い意味で言う華が丘として読んでもらって差し支えない所ね。 晶:広い意味って? 陰:地上世界。ようするに、地球上ってことね。割合としてはやっぱり華が丘が多いみたいだけど。 晶:なら、可能性としてはブラジルやポルトガルでもメガ・ラニカと魂を共有する者が生まれてる可能性がある……ってこと? 陰:ええ。華が丘高校の魔法科の資料があるけど、海外からの生徒が入学した事が無いワケじゃないみたい。さすがに数名程度だけど。 晶:まあそう言われればローリ先生だってハーフだしね。 陰:そういうこと。ちなみに魂の同一存在に関しては、同じ年に生まれるとも限らないわよ。 晶:じゃあ、ルーニ先生のパートナーも? 陰:普通の高校生と同じ年だけど、ちゃんと魂の同一存在だったそうよ。 晶:じゃ、それで真紀乃は説明できるとして……。…………とりあえず、当人呼びましょうか。 陰:そうね。 晶:にゃー! 陰:にゃー! 八朔:………何だ? 晶:この質問なんだけど……。 八朔:…………俺、華が丘生まれなんだけど。宇治に引っ越したのは、柚子叔母さんの七回忌の頃な。 陰:詳しくは、年表やプロローグ2008(前編)を参照してね! Q2. 百音ちゃんは、出身はメガラニカとなってますが、どうも生まれたのは華が丘のような気が……? 晶:そう言われると、あたしもハーフなのよね。 陰:ハーフの子の魂がメガ・ラニカと地上のどちらに属するかは、調べてみないと分からない、かなり曖昧な事になってるわね。 晶:曖昧? 適当なの? 陰:そういうこと。 晶:あたしは地上側なんでしょ? 陰:そう。で、百音ちゃんはメガ・ラニカだけど、お兄さんの紫音くんは地上だし。リリも華が丘だけど、弟のカイはメガ・ラニカ側に属してるっていう結果が出てるらしいわよ。 晶:…………本当に適当というか、調べてみないと分からないのね。 陰:ちなみにメガ・ラニカの外で生まれた可能性のあるメガ・ラニカ出身者としては、百音ちゃんの他にセイルくんもそうね。 晶:そういえば小ブランオートも、1992年9月(第6回プロローグ時点)でまだ学生のはずだしねぇ。これもリリと同じパターンか。 陰:そういうこと。 晶:じゃあさ、もしあたしがメガ・ラニカに行って、そっちから入試を受けたら……? 陰:そんな事をしたら名簿に載らないはずだし、パートナーの子はメガ・ラニカ側から受験するはずだから、二人とも落ちてたんじゃない? 晶:へぇぇ……。 陰:もしくは、華が丘側で受験するように周囲が工作してくるか。 晶:工作って、そんなスパイ映画じゃないんだから……。 陰:…………だから、そういう事態になってるんだってば。 Q3. リリちゃんが両方の世界の魂を共有しているとのことですが、そうなるとセイルくんとのパートナーってのはどうなるんでしょうか? 陰:前にもそういう質問があったわね。 晶:その時は、リリの魂は強いて言えばどちらにも属してるって事になってたわよね。 陰:そうね。同一存在から生まれた子供……『第二世代』は、そういう存在になると予見されていたわ。 晶:予見されていた……って? 陰:『第二世代』は存在自体が驚くほど少ないのよ。魔法科が出来てからは毎年20組のパートナーがコンスタントに生まれてるけど、その中で男女の組み合わせは3割ほど。 晶:一年に6組か……。あたし達が第16期だから、百組くらい? 陰:で、うち20組ほどはまだ高校生だし、大学生の組もいくつかいるわよね? 晶:片方だけが大学に行くケースもあるだろうから、三分の二と考えて、四年制で16組か。これで36組ね。 陰:で、残った64組からさらに子供をちゃんと作った組となると……。 晶:多めに二割と考えて、10組ちょい? 陰:そういうこと。高卒ですぐ子供を作ったとしても……第一期生で12歳くらいだから、まだ小学生でしょうね。 晶:リリは……例外中の例外なのねぇ。 陰:ようするに、まだサンプルが採れるほど多くないし、『第二世代』については研究の域を出ていないのよ。 晶:簡単に言えば? 陰:『そういうこともあるんだ』って事。リリは『第二世代』であり、なおかつ魂の同一存在を持つ子だった、って現象が証明されたケースね。 晶:第二、第三のリリが出てくるかは……。 陰:後の歴史が証明してくれるんじゃないかしら? Q4. リリさんで世界を繋ぎ止めるってことは、えらいひとたちは地球とメガ・ラニカをずーっとくっつけておきたいのかにゃ? 晶:これってどうなの? 陰:そうしないと、世界が滅びるし。 晶:結局、何で世界が滅びるの? マナがないから? 世界が離れるから? 陰:そうね。その辺りを、一度まとめておきましょうか。 晶:おー。 ○まず、メガ・ラニカが作られた 晶:ツェーウーだか蚩尤だかいうのの力を使って作ったのよね? 陰:ええ。それが、話をややこしくしてる原因なんだけどね。 ○鎖国なりなんなりで、メガ・ラニカと地上の縁が薄くなり、二つの世界が離れ始めた 晶:縁が薄くなると世界が離れるの? 陰:これはそういうものなんだと思ってちょうだい。ボートを岸に置いておいても、繋いでおかないと、そのうち川岸から離れていくことがあるでしょ? 晶:自然現象なのね。 陰:ま、そんなものね。 晶:魂の同一存在の話も? 陰:そうそう。 晶:でさ。基本的な質問なんだけど、世界が離れるとヤバイの? 陰:本当は、問題ないはずなのよ。世界が独り立ちするだけだし。成長した子供が独立するのと一緒ね。 晶:なら、なんでこんな大問題になってるの? 陰:それが、次の所ね。 ○華が丘にあるツェーウーからマナが届かなくなって、メガ・ラニカが崩れ始めた 陰:ここでツェーウーに頼りっきりのツケが出始めたのね。 晶:マナってさ。自家発電出来ないの? いや……こういう時は、自家発マナ? 陰:研究はしてるみたいだけど、まだまだ実用化にはほど遠い段階ね。 晶:で、仕方ないから慌てて補強を始めたの? 陰:そう。最初は一部の魔法使い達が地上に魔女っ子を送り込んだりするレベルで何とかなってたんだけど……。 晶:ここで、『第二世代』が生まれた話とかは? 陰:さすがにそこまでは記録が残ってないわね。 ○ツェーウーが封印されて、メガ・ラニカの崩壊が加速 陰:どっかのバカのせいで! どっかのバカのせいで! 晶:どこのバカよ……。 陰:………いや、あんたも知ってる人なんだけどさ。 晶:で、慌ててメガ・ラニカを開国して、パートナーなり『第四結界』なりで追加の補強を始めたの? 陰:そういうこと。その後は、あなたも知っての通りよ。 晶:へぇー。 陰:だから、魂の云々っていうのは魔法が使える使えないとは関係ない、もっと深いレベルの問題だから、マナやツェーウーの事と一緒に考えないほうがいいと思うわよ。 Q5. はいり先生達も魔法科出身とのことですが、彼女らのパートナーはどんな人達? そして現在の関係は? 晶:お助けにゃー! 陰:お助けにゃー! はいり:ええっと……呼んだ? 晶:はいり先生! はいり先生のパートナーって、どんな子だったの? はいり:ん? ……イリスって言ってね。本を読むのが好きな、大人しい女の子だったよ。 晶:大人しいって……はいり先生とは真逆ですね。 はいり:まあねぇ。卒業してからはメガ・ラニカに帰っちゃったけど、今でも手紙のやり取りとかしてるよ。 陰:あんたが手紙のやり取りって、意外ね。 はいり:だって、メガ・ラニカって手紙しかないじゃん……。 晶:じゃあじゃあ、ローリ先生は? 男の子だったの? ローリ:残念ながら、私のパートナーもオーリっていう女の子だったわよ。今は、メガ・ラニカの研究をするためにパパの助手をしてるけど。 晶:…………パパ? 陰:…………パパ? ローリ:………悪い? 陰:で、柚子のパートナーはセイルくんのお母さんのルーナレイアとして……(第2回参照)。 晶:葵先生のパートナーは、男の子だったんですか? 葵:ええ。 晶:やった! じゃあ、実はものすごくデレデレだったとか………! 葵:…………。 はいり:ああ、葵ちゃんは……。 ローリ:葵はね………。 葵:何よ。 ローリ:マーヴァ君は尻に敷きすぎて、卒業式の次の日にメガ・ラニカに逃げ帰られたのよね。 葵:……別に、尻に敷いた覚えなんてないんだけど。 晶:ツンが強すぎたんですか? はいり:そうそう。その割にデレないから……。 葵:ツンとかじゃないから……。 晶:というわけで、W黒猫さんの質問コーナー、まだまだ続くにゃよー! 陰:質問はこの下のコメントでもいいし、匿名の人みたいにWeb拍手経由でもおっけーだにゃ! Q6. ネコの設定は、あのまま全部採用なのだろうか。 陰:それはさすがにないらしいわよ。
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| 2009-09-16 23:58
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