前回の話はこちら。
AHPバラして何がしたかったかというと、これを使ってみたかった。
山久さん取り扱いの、ダイちゃんというやつ。
タイトル通り、塗装ではなく染色というやつですね。
ABS染色というか染色作業自体初めてだったのですが、最近はネットで検索すればひととおりの情報が集まるので便利ですね。ただ、カー用品向けの染色剤は地元でどこ探しても見つかりませんでしたorz
まあカー用品向けのは臭いも相当強いらしいので、結果的にはこれで問題なかったのですが。
ダイちゃんはほとんど臭わない(無臭じゃないですが、個人的にはポリパテやMrカラーの溶剤臭のほうがキツい)ので、アパートや家族と住んでいるかたにもかなりオススメです。
染まった。
布の場合は1リットルにダイちゃん半分・70~80度保持で20分だったのですが、作業用鍋が500mlしか入らないのと、プラスチックで80度は怖かったので温度低めにして微調整(初めてでレシピ通りにやらないのはよくありません)。
そんなわけで水500mlにダイちゃん四分の一瓶を入れて、60~70度で30分保持しましたが、全然染まらないのでダイちゃん追加投入(ローズワイン四分の一・黒四分の一)してさらに15分。
ローズワインというより、失敗マジョーラカラーといった感じ。
染色剤はケチらず濃いめにやったほうが上手くいくみたいですね。あと黒は最後の武器。
関節部は素材が若干違うのか、染まりが悪かったです。最初は水洗いが今一つのせいかなと思ったんですが、キッチリ洗った膝関節も染まってなかったので、単純に染まらない素材なんだろうなと。
あと試しに表面を1000番でやすってみた所は、染まりが濃かったです。表面処理はきっと大事。でも半端にやると激しく☆マダラになるのであえてやらないのも戦術のひとつかと。
組んでみた。
マジョーラというか、小豆……。
「言うなー!」
「マジョーラだったら、ぜひこれ使ってみてください」
「そんな無茶な……」
「案外ノリノリですね……」
リィン…………。
「なーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「鬼つながりですねっ!」
「よりによって……」
「え、えっと! その格好なら、あれやってください! あれ!」
「俺……」
「参上!」
というわけで、可動モモさんを前提にしたAHP染色でした。小豆色素体は正直どうしようかと思いましたが(予備の白素体は一応ひとつあるんですけどね)、ソフビを組み込んでみたら案外気にならなかったのでこれはこれでいいかなぁと。
ちなみに今回の諸費用は……。
ソフビモモさん 700円
AHP素体 1600円
ダイちゃん 一色360円
の3000円弱。ソフビはとりあえず両面テープで仮固定してます。
作業に使った鍋・洗濯用ネット・計量カップは百均で、湯温を計った温度計だけはホームセンターで買ったので580円でした。
それなりにお手軽に出来る事が発覚したので(一日仕事ではありますが、一日で済むとも言える)、本命も近いうちにやれるかなぁ……。