なんか登場した瞬間から悪モード全開の草加くんと、車輪オルフェノクが出てました。
安達君と対比出来る暗黒面キャラを出したいのは分かるけど、あまりにも電波が過ぎるような……草加君は屈折してる過程もそれなりに描写されてたのでともかくとして、初回からこれじゃ全く感情移入出来ないんですが……。
でもママの電話以降からはちょっと和んだ(笑)
というか、
・登場人物にイヤな奴が一人もいない
響鬼のいちばん良い所。猛士のメンバーは仲間を大事にし、協力し、連携し合って共通の敵を退治する。恐らく、ブレイドが初期(1話くらいまで)に所属していたBOARDも、こんな組織だったんじゃないかと思われるのですが……。
最初はイロモノライダーだとばかり思われていた響鬼が大化けしたのは、この点に尽きると思う。
・鬼は基本的に慎重派
正体不明の相手には必ずといって良いほど応援が入る。イブキさんがオオナマズの時などちょくちょく独走しているように見えるのは、遠距離型ゆえの先行偵察目的か、正体が分かっていてなおかつ勝算があるため。
それでも鬼が負ける事があるのは、武者童子や古傷・過労など『普段なら勝てる相手に勝てなかった』という、よく言えばイレギュラー、悪く言えば油断があったから。
・OPで明日夢君の「ひびきさん」がない
作中に『謀』などの漢字が出てくる演出も無くなっていましたね。
という、響鬼の定番を速攻覆してくる井上脚本にカンパイ。
視聴直後の茹だった頭で書いてますので、ケチつけるよーに書いてるのは勘弁してください。自分でも分かってますので。
井上脚本でも劇場版555は平成ライダー屈指の名作だったし、ブレイドの立て直しは大したもんだと思います。でも、今回のだけはねぇ……。
まあ、後編となる次回ですな。