神姫の絡まないエロSSは神姫SSじゃないよねー、という話を某所で少々。
そんなわけで話の流れ上、自分で書いたドキB6話後編を自分で全否定するというダメ展開になってしまったのですが……。
はい。分かっています。現状、ドキドキハウリンBirth全体が、マスター達の描写メインで神姫があまり話に絡んでおりません。
これは物語が6話に及んでなお離陸状態であり(しかもメインキャラ四人のうち一人は出ていない)、神姫SSの華であろう生活シーンと戦闘シーンがまるまる欠如しているから……というタイトル通り
マイナスから始める武装神姫状態であるからに他なりません。
いやまあその辺りを含んだ上であのタイトルを付けてはいるのですが。
秋葉原行きの行動動機そのものは神姫のノリが絡んでいますが、この段階でやったことと言えば峡次と千喜と鳥小が千喜の超能力絡みでエロエロな行為に及んだだけ。
本来の神姫SS的神姫エロをするならば、ノリとベルをメインにして、三人のエロ行為はノリが覗き見するだけ……に留めておいた方が良かったのでしょう。と、某氏とそんな事を話していたわけですが……。
よく考えたら、キスしてエロ映像割り込みネタって、ドキハウ12話後編でがっつりやってました。
ヤベエ。ネタかぶらなくて良かった。
ええと、本気でぶっちゃけます。今回話を作るに辺り、前作の静香&十貴が、
・神姫経験者
・神姫は万能タイプ
・マスターも万能
というスーパーキャラどもだったので(性格は破綻してましたが)、今回は
・神姫未経験者
・神姫は単能力特化・しかも問題あり
・マスターもnot万能・しかも問題あり
という、静香と十貴を足さずに四等分してダウングレードさせたような配置にしてみたのですが……こいつらで話を転がすのが難しいこと難しいこと。まさにザクとは違うグフをボールで倒せと言われたような心意気。
神姫経験3年の静香なら第一話開始数行で済ませられた「ちょっとバトルしてくるねー」に至るまでに、どれだけこなさなければならない課題があることか。
そもそも峡次とか、全裸神姫にしちゃったもんだから起動させるだけにどんだけ手間掛けてんだ。あたしが悪いのか、そうか。
当面はノリをバトルフィールドに放り込める格好にすること(戦って勝つ、ではない)が目的の一行ですが、適度なテコ入れネタも投げてもらったのでちょっと駆け足気味に行く……かもしれません。そのテコ入れに旧作のあいつらの手を借りるのは、正直それでいいのかと思わないでも無いですが……。
まあ、それも流れというものなのでしょう。
種死みたく、主人公乗っ取りにならないようにだけ、気をつけなければ。
始めてしまったものですし、今のあいつらが嫌いなワケじゃあ決してないのです。最終的な到達位置やチェックポイントの類は相応に決まっていますので、あの連中とそこを目指して少しずつ歩んでいこうと思います。
さしあたり、人間同士の深いエロはここで終了。
次の7話は、峡次とノリにスポットを当て、グダグダな二人の関係を少ししっかり書く事で序章の締めとしたいと思います。エロもちゃんとやるよ?
そんなわけで、お暇なときで構いませんので、よろしくお付き合いいただければ幸いかと。