リビドールの頭部接続の構造が保持力強化・可動範囲拡大・メンテ性向上と三拍子揃って非常に使い勝手が良かったので、
パクるリスペクトさせていただく事にしました。
使うのは直径15mm、長さ15mmの筒状ネオジム磁石2こ。
これをMDDの胸部側と頭部にセットします。
あ、頭部構造上、MDDとDDは同じ規格なので、DDやDDdyでもこの改造はいけるはずです(ただし強力な磁石を使う事もありますし、磁気テープや電子機器類はあんまり近付けないようにするとか、磁石で指を挟まないようにするとか、あくまでも自己責任でお願いします!)。
オビツ系は首軸の構造が違うので、今回みたいなポン付けは無理くさい気がします。
胸部側。
MDDフレームから首軸だけ外して、ソフビの外皮側に磁石をセット。
固定はグルーか何かで留めても良かったんですが、とりあえずメンテ性を考えて養生テープで貼り付けただけ。要はズレ止めというだけなので、がっちり固定しなくても大丈夫な感じです。
頭部側。
どうやって磁石を固定するのがベストかなぁと思ったんですが、どうやらベストなのは固定しない事だったようで……。
ちなみにこれは下向きの時。
上向きにすると、ベストな位置が反対側にいっちゃうんですね(固定すると角度によって反発が発生するので、可動範囲が狭まる角度が生まれてしまうのです)。
リビドールの頭部も磁石は固定せずに袋に入ってただけだったんですが、どうやらこの接続角度の自由化対策だったようです。
ひとまず磁石だけ入れると頭部の内側がゴロゴロしちゃうので、アイなどの保護も兼ねて緩衝材で巻いてから投入。
首角度は下向きはこんな感じ。
上だとこっち。
結構かっちり止まるので(ただし角度によって磁石の据わりを良くするために一度頭を外してから付けなおす必要がありますが)、ひとまず経過観察……といったところです。
まあ首軸のネジを一本外して戻せばいいだけの可逆改造ではあるので、磁石化がよろしくなければすぐに戻しちゃえばいいんですけどね。